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発達障害と「性のはなし」について

人間発達学

「性のはなし」お母さんお父さんってなかなか恥ずかしくて
他人と話しをすることが少ない話題ではないでしょうか?

2月に入り偶然にも「性のはなし」について
外部の研修を受講する機会がありましたので、
報告もかねてブログに綴ろうと思いますニコニコ

受講した研修は以下の2つです。

川崎医療福祉大学自閉症特別講座
「自閉症スペクトラム症とセクシャリティ支援」

コグトレ研究会主催
「発達障害・知的障害のある子ども・青少年の
性問題行動の理解と支援」

まずは、人の3大欲求とは何か?

食欲

睡眠

性欲

ということは

性欲は食べることや寝ることと同じくらい
生きていくためには必要な欲求といえます。

性欲がないと人間は
子孫を残していけないのです。

実は、人間にとって
とてもとても大切な機能なのです。

そのため、

性の問題を語るとき

「ダメ」「禁止」

という指導では解決できないもの。

適切な相手と適切にしなさい

という指導が必要となります。

しかしここが大問題!

皆さんもご存知の通り
発達障害の人にとって
「適切に・・・」はとても苦手とする判断能力です。

適切なことを身につけて行くためには
早期に・日頃からコツコツと
教えていくことが求められます。

発達障害を持つ子にとって
習得がとても難しいスキルといえます

幼児期・小学校低学年の頃から
身体のしくみの一部として
「性」の話も教えていく

そのことが

「性」のスキルを身に着けると共に
身だしなみやコミュニケーション等

素敵な大人お父さんお母さんになるための準備へ繋がるようです。

もう一つ気を付けるべきこと
「性の問題」は周囲の大人の価値観によって左右される
ということ

ナイーブな話なだけに
大人も人それぞれ
価値観が違うことが想定されます

今大人が問題と思っている子どもの行動が

「性のマナー」

「性加害」

「性被害」

どこに当てはまるのか。

それとも・・・性の問題だけなのか?

その子のことを
正しい知識と共通の価値観で
評価・支援をしていくことから
はじめていく必要があることを学びました。

子どもと共に大人も一緒に学び
素敵な大人お父さんお母さんになる支援を
ストーリー中庄でも
実施していけるよう研鑽を続けていきます

皆さまもこの機会に「性のはなし」について
考えてみませんか?

作業療法士 狩長裕子

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