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ながら作業って実はすごい技!

用語説明

こんにちは!

岡山・倉敷で

子どもの言葉の発育に不安のあるお母さまの

悩み解消のお手伝いをしている

いっちゃん先生です!

先日、

ストーリー中庄へ来られた

お母さんから

「うちの子はテレビを見ながら宿題をするので

なかなか捗らないんです。困ってます~。」

との話を伺いました。

この「2つ同時に違う行動を行うこと」

この通称「ながら作業」ともいいます。

そして、実はとても難しい作業なのです。

そのため、「ながら作業」出来なくても

ムリありません💦

この「ながら作業」を説明するキーワードに

脳みそ

「ワーキングメモリ」

って言葉があります。

病院などで聞いたことある方も

おられるかもしれません。

ひらめき電球

今日はこの、

「ワーキングメモリ」

について簡単に解説していこうと思います!

鉛筆

ワーキングメモリ

作業記憶

とも言います

ワーキングメモリとは、

覚えたこと(記憶)

を頭の中で

処理・組み立てること(考える作業)

ことです

?

は?なんのこっちゃ?

なので

絵と合わせてみると、

まず耳で

「リンゴ、バナナ、ミカン」と聞く

聞いた言葉を頭の中の机の上に置いて

「リンゴ、バナナ、ミカン」と覚える

ここで「黄色い果物はどれですか?」

と質問が来る

机の上で「うーん、どれかな~?」と考えて

3つの中から「バナナ」だけ選んで答える

この一連の流れが

ワーキングメモリです

鉛筆

覚えている中で

考えることができるため、

ランニング

「ながら」作業

ができるというのも

ワーキングメモリのおかげなのです

よく

「短期記憶(短い記憶)」

と混乱されやすいので

間違えないようにしましょう

鉛筆

このワーキングメモリが

苦手だと、

話を聞きながら

メモを取ることができない

3つの指示をしたけど、

1つ目しかしていない

などの様子があります

ただ

「覚えるのが苦手」

と言っても、

机に置くところなのか、

考えるところなのか、、、

など

どの部分が苦手なのかによって

手助けの仕方も変わってきます

そのためにはしっかりと状態を

確認をすることが大切です

今日はここまで!

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ではまた次回

最後まで見てくださって

ありがとうございます

言語聴覚士

いっちゃん先生こと

郷原逸美でした

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