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コミュニケーションを身に着けて欲しいのに、なぜ運動をするの?

人間発達学

おはようございます!

岡山県倉敷市在住

ゆるーくビシッと悩みを解決する

かりん先生です♬

今日も悩めるお母さんがかりん先生の元に来られました。

発達特性のある我が子がもう少し「お友達と仲良くしてほしい」と思って病院の子どものリハビリに通わせています。
だけど、ゲームをしたり・運動したりをしているんです。私はコミュニケーションの練習をして欲しいのですが・・・。

今日はこの答えを探す旅に出ようと思います!

今日のキーワードは#法則 #原理 です。

人の成長過程における法則と原理

人の成長過程にはいくつかの法則や原理があります。

今回はその中の3つをご紹介!

①発達の連続性と不連続性

ピアジェやフロイトなどの

「発達段階説」が例にあがります

姿勢やからだの動き、心の成長など

中枢神経(※主に脳みそや背骨にある神経)

を使う成長で見られる法則です

②発達のリズム性

たとえば、赤ちゃんは

「生きる」ことが最優先課題です。

そのため「命を守る」仕組みが

早急に整えられる必要があります

反面、3才、4才頃になると

幼稚園、保育園での生活が始まり

自分中心の生活から、

周りのお友達とも遊ぶ能力が

必要となります

このように

主に内蔵の形や働きの成長は

成長する速さと時期が一定ではなく

それぞれの年齢とその年齢で求められる成長に関係

しています

③発達の相互作用性

赤ちゃん時期の母子の関係の重要性

を例に挙げると

赤ちゃんが大好きなお母さんを探し求めることで

目の働きやからだの働きも一緒に成長をしていく

というような

お互いの身体の働きが

相互に関わることで共に成長すること

ただ、この相互性は

赤ちゃんの時期には顕著ですが

鉄棒が出来るようになったら

暗算が得意になるとは限らないように

からだの成長と共に

直接的な相互性は少なくなります

この相互性を知ることは

発達特性のある子どもたちと関わる上では大切です

一部のからだの働きが停滞しているからと言って

そこだけ、指導や治療の焦点を絞ると

指導自体が上手くいかなくなることが多いです

その停滞している働きに作用する

他の働きに気づきアプローチすることで

本来の停滞していた働きを

活性化させる可能性が出てきます。

お友達との人間関係を築くのに

運動することからアプローチする方法は

発達特性のある子どもたちの支援でも

よく使われているものです

結論

発達特性のある子どもたちの支援で
「お友達と仲良くしてほしい」というニーズ・要望に対して
ゲームをしたり・運動をすることの法則や原理は?

もうお分かりですね!

正解は③発達の相互作用性

日ごろのお子さまとの関わりの中でも

どんな法則かな?

と考えながら見ると

思いがけないヒントが舞い降りるかも!

かりん先生の元に舞い降りたエンジェル♬
しかも今月2人目!

今日もみなさんにとって

いい日でありますように💕

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